
ウイーン・美術史美術館
■美術史美術館
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■新王宮(13:30)
美術史美術館の横にある、王家の居城「ホーフブルク」Hofburg
ハプスブルク家の歴代国王が640年の長きに渡り執務し生活した王宮
総面積は24万Km2の広大な王家の居城
今回はすべて回れなくて、美術史美術館の横にある新王宮のみ見学
フランツ・ヨーゼフ一世の都市改造計画に伴い1881年に建設が始まったが、
皇帝の死去、ハプスブルク家崩壊などで王宮としての役割は満足に果たせなかった。
■美術史美術館(13:45〜15:45)
かってのハプスブルクの宮廷美術館でヨーロッパ絵画の流れがすべて分かる
特にルーベンスとブリューゲルのコレクションは充実している
絵画だけでなく、大理石の床や壁、天井の装飾も必見
●大階段
天井のクリムト作装飾画
二段目
一段目
●アートなカフェ
ロビーの真上2階、ゲルストナー
●ブリューゲル
ブリューゲルの全作品4分の1を占め、門外不出の「農家の婚礼」「雪の中の狩人」「バベルの塔」「青い花瓶の花束」などの最高傑作を含む主要作品が展示されている。
展示室 「バベルの塔」
「農家の婚礼」 「雪の中の狩人」
●デューラー
「若きヴェネチアの貴婦人」
●ルーベンス
「ネルトリンゲンの戦いを前に会見するハンガリーのフェルディナンド王と
スペインの枢機卿ドン・フェルナンド親王」
「世界の四大陸」 「聖インデフォンソの祭壇画」
「毛皮をまとったエレーヌ・フールマン」
●ベラスケス
「白いドレスを着た 「青いドレスを着た
5才の王女マルガリータ」 8才の王女マルガリータ」
●ジュゼッペ・アルチンボルド
「四季・夏」:夏野菜や果物で構成され緑黄色と朱色の鮮やかなコントラストが見事
「四季・冬」:古木(老人)の顔面の深い褐色は、厳冬と人生の深さを表現している。
右下のオレンジは春の訪れか、人生の旅立ちか
「四季・夏」 「四季・冬」
パリ・ルーブル美術館にも同じ作品(春夏秋冬)があります。
「四大元素・火」:燃えるもの発火するものを集めて表現、鼻耳は火打金
「四大元素・水」:海の魚、貝を集めて表現、口はナマズ、目のマスクらしきはカレイ
「四大元素・火」 「四大元素・水」
「四大元素・大地」個人所蔵(ウィーン)、「四大元素・大気」個人所蔵(ロンドン)
●ラファエロ
「草原の聖母」:ヨーロッパ美術史上の最高傑作に数えられる
幼いキリストと洗礼者ヨハネを見守るマリアの悲しげな表情が、ラファエロ独特
のショールの蒼さと、衣装の赤が清潔なインパクトを与えている。
展示室 「草原の聖母」
●フェルメール
展示室 「絵画芸術」
●美術史美術館の売店
売店で本と絵画を買う
美術史美術館の日本語版は2冊ある。「絵画のみ」と「絵画、彫刻など」
今回は字の少ない「絵画、彫刻など」を買ったが、「絵画のみ」の方が良かったかも
本左側 絵画バベルの塔
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■ウィーン・買い物フリータイム(15:50〜17:50)
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■ギフトショップ千駒(15:50)
約2時間の買い物フリータイム ここを基点に解散
ここで買い物、ブランド品はここのみで、目の色が変わって買い物に走る
■オペラ座前(16:25)
■念願のウィンナーコーヒー「ザッハー」でお茶(16:30)
ウイーンに来たら「デーメル」か「ザッハー」でウィンナーコーヒーを飲みたかったので、
ギフトショップ千駒から近い「ザッハー」に行く
■ギフトショップ千駒に戻る(17:35)
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■ホイリゲレストランにて夕食(ウイーンの森)(18:40〜20:00)
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■ウィーンの北の森にあるグリンツィングのホイリゲ「バッハ・ヘンゲル」
Bach-Hengl
Sandgasse7-9 トラム38号線GRINZINGから徒歩5分
1200名が入れるこの地区一番の収容人数のホイリゲ「バッハ・ヘンゲル」Bach-Hengl
850年の歴史があり、シューベルト、フロイト、クリントンなどの著名人が数多く訪れている。
「松の飾り」はAusgsteckt(アウスゲシュテクト)といってホイリゲの目印
日本の新酒が出来た時の目印の「杉玉」と同じようなものですね。どこも同じですね。
ジョッキー瓶で飲む白ワインは美味しい
いろいろなソーセージも美味しい
アコーディオン、バイオリンを無料で演奏してくれる。
追加演奏はチップで演奏してくれる。
チップの帽子が来たので1人1ユーロ払う。
とても楽しそうに演奏していました。
●帰りに来店した著名人の写真を見ましょう!!
クリントン前アメリカ大統領の写真もありました
●後日、TVに出ていました
BSジャパンの「フロイトの微笑み・山本太郎がめぐる笑の都ウィーン」
山本太郎が「バッハ・ヘンゲル」に来て飲食している場面がありました。
「白ワイン」:グリューナー・フェルトリーナー 2ユーロ 口当たりが良く甘みが強い (ジョッキー瓶で飲んでいました)
「仔牛、チキン、豚肉のカツレツ」:ウインナーシュニッツェル 10ユーロ (精神分析学者フロイトの好物)
■ホテル着(20:20)
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■明日の予定とホテルの案内
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■明日の予定
モーニングコール:7:45
荷物廊下搬出:8:45
朝食:6:30
ホテル出発:9:45
■ホテルの案内
連泊
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●今日の一日
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●ウイーン感想
シェーンブルン宮殿は今回の旅行のハイライトのひとつ。
広大な敷地にある宮殿は圧巻で、ベルサイユ宮殿を思い出した。
鏡の間は思ったより狭く、これはベルサイユ宮殿には及ばないが、見ごたえあり。
ただ庭園見学など時間が少なかったのは残念。
動物園でパンダを見たかったが、ちょっと無理か?
途中でガイドさんが中華系の人が同じペースで歩いているのでスリに注意と言ったので皆さんに緊張感が走った。
美術史美術館も今回の旅行のハイライトのひとつ。
事前に12作品くらいプリントアウトしていたので、ガイドさんの案内作品以外も自分なりに吸収できた。
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