COBOLエラーとその対処方法

 

COBOL初心者のために、実際に発生したエラーとその対処方法を書いてみました。
なお、環境の違い、プログラムロジックの違いなどがあり、
あくまでも問題解決の１例、ヒントとしてとらえて下さい。

最近はエラーを余り出さないのでちょっと少ないですが(^_^)

開発環境
富士通　OSⅣ/XSP　V10L10
終了は[×](閉じる)
 
■ヒント集
■JCL実行エラー ■AIM実行エラー
■COBOL実行エラー ■COBOLコンパイルエラー
 
■エラー エラー内容
■ JCL実行エラー
Ｑ：XDI4417E　FILE ALLOCATE ERROR　PARAMETER ERROR
Ｑ：XDI4421E　FILE ALLOCATE ERROR　FILE ALREADY EXISTED
Ｑ：XDI4423E　FILE ALLOCATE ERROR　NO SPACE
Ｑ：XDI4424E　FILE ALLOCATE ERROR　FILE NOT FOUND
　 ▲
■ AIM実行エラー
Ｑ：113-953　リージョン不足
　 ▲
■ COBOL実行エラー
Ｑ：0C4　メモリ保護例外
Ｑ：0C7　データ例外
Ｑ：PGが無限ループした。
Ｑ：FileCloseでエラーになる。
Ｑ：JMP0401I-U :T01 ERROR OCCURRED IN FILE COMMON PROCESS FOR 'PMSGP' FILE.
　 ▲
■ COBOLコンパイルエラー
Ｑ：JMN2500I-S　文が現れなければいけない所に、語'('が現れました。
Ｑ：
Ｑ：
　 ▲


 
■ JCL実行エラー

Ｑ：XDI4417E　FILE ALLOCATE ERROR　PARAMETER ERROR
Ａ：VOL番号の違い。
　　JCL入力誤りが多い。

Ｑ：XDI4421E　FILE ALLOCATE ERROR　FILE ALREADY EXISTED
Ａ：ファイルが既に存在している。
　　ファイルの消し忘れが多い

Ｑ：XDI4423E　FILE ALLOCATE ERROR　NO SPACE
Ａ：スペース領域が確保できない
　　JCLのファイル領域を大きく取る　増分より初期値を大きくする。

Ｑ：XDI4424E　FILE ALLOCATE ERROR　FILE NOT FOUND
Ａ：FD文で指定した保存ファイルがなかった。
　　JCLファイル名誤りが多い。
　　ファイル名が実際にない。
▲

 
■ AIM実行エラー

Ｑ：113-953　リージョン不足
Ａ：リージョン不足
　リージョンを増やす。
　JCLのR=256を512にする。
▲
 
■ COBOL実行エラー

Ｑ：0C4　メモリ保護例外
Ａ：
　　モジュールコールで相手モジュールがない。

Ｑ：0C7　データ例外
Ａ：基本的ミスが多い。　初心者が良く出すエラー
　上級者が出すと笑われてしまいますよ(^_^;;)


Ａ１：OPEN忘れ。
Ａ２：キーにスペースが入っている。
Ａ３：割り算で分母が0になっている。
　　　IF文で分母が0か判定する
Ａ４：数字項目が0クリアされていなくて、計算した。
　　　ADD　1　　TO　　CTR1.
　　　　CTR1(数字項目)が0クリアされていない。 VALUE ZEROの忘れ
　　　　

Ｑ：PGが無限ループした。
Ａ１：添え字の桁が少なかった。
　　77　AAA　　　　　　PIC　9(1)　VALUE ZERO.
　　IF AAA > 10　　　　GO TO 終了
　　　　AAA　=　AAA　+　1.
　　上記の時、AAAが10になった時は、AAAの中身は0で無限ループした。
　　
正解は
　　77　AAA　　　　　　PIC　9(2)　VALUE ZERO.


Ｑ：FileCloseでエラーになる。
Ａ：FileCloseを別の個所で行っていた。
　　　
Ｑ：JMP0401I-U :T01 ERROR OCCURRED IN FILE COMMON PROCESS FOR 'PMSGP' FILE.FileCloseでエラーになる。
Ａ： PMSGPがPEDに登録されていない。
　　　
▲
 
■ COBOLコンパイルエラー

Ｑ：JMN2500I-S　文が現れなければいけない所に、語'('が現れました。
Ａ：
　　前列に文字を挿入した時に文字があふれたので、前列のスペースを削除すればこのエラーは消える。

Ｑ：　
Ａ：
　　

Ｑ：
Ａ：
　　　
▲
 
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