キタさんの海外旅行記・あらうんどわーるど
氷河特急とロマンチック街道・スイスアルプス
■7日目 8/19(金) 
マッターホルン散策「シュヴァルツゼー〜フーリ」
ハイキング


曇りで完璧なマッターホルンを見ることは出来なかったが、マッターホルン北壁の麓を歩き、野生のエーデルワイスにも出会い感動のハイキングでした。


■「シュヴァルツゼー〜フーリ」ハイキングのコース案内
「マッターホルン北壁」と「エーデルワイス」
マッターホルン北壁の麓を歩く 野生のエーデルワイス


ツェルマット地図1 

地図右側を歩く。
マッターホルン(Matterhorn) 4478m  
ツェルマットロープウェイ駅
フーリ(Furi) 1861m  
シュヴァルツゼー(Schwarzsee) 2581m  
シュヴァルツゼー行きロープウェイ
「シュヴァルツゼー」〜「フーリ」ハイキング


このコースにしたのは、「るるぶ」の「スイス」に乗っていたので、案内通りに行った。
本ではハイキングコース1 「シュヴルツゼーschwarzsee→フーリfuri」初心者〜やや健脚向き 所要時間2時間30分となっている。
我々もちょうど2時間30分でフーリに着いたが、ほとんど休み無しで着いたので2時間30分〜3時間と見ておいた方が良い。

ハイキング「シュヴァルツ湖」へ
「シュヴァルツゼー〜フーリ」初心者〜やや健脚向き 所要時間 2.5〜3時間

14:22 ロープウェイ・ツェルマット駅 乗る
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14:30 ロープウェイ・フーリ乗り換え
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14:42 ロープウェイ・シュヴァルツゼー駅
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14:44 ホテル・シュヴァルツゼー
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14:52 シュヴァルツ湖と小さなチャペル
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15:10 マッターホルン北壁山麓を歩く
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16:04 シュタッフェル分岐点
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    シュタッフェル・レストラン
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    小さな村で牛の放牧が帰って来て、牛とたわむれる。
    民家みたいなカフェの看板も出ていた。
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16:45 ダム湖分岐点
    トンネルを抜けると左はツェルマット、右はフーリ行き
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16:50 素朴な町ツムゼー分岐点
    左はツェルマット、右はフーリ行き
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17:10 ロープウェイ・フーリ駅着 しばらく休憩
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17:37 ロープウェイ・ツェルマット駅

■ロープウェイで「シュヴァルツゼー」へ

■ロープウェイ・ツェルマット駅
14:22 ロープウェイに乗る
前の2人連れがマウンテンバイクを持ってロープウェイに乗った。
  フーリ切符行き 

 


■フーリで乗換
14:30 乗り換え
「クライン・マッターホルン」行きなので、途中のフーリ駅で「シュヴァルツゼー」方面に乗り換える。
なぜか鉄柱の脇に羊がたわむれている。
   

■ロープウェイ・シュヴァルツゼー駅到着
14:42 ロープウェイを降りる ハイキング出発
駅からは、マッターホルンの迫力ある雄姿を望むことができるが、残念ながら曇りで見えず。
ここからは、マッターホルン登山の拠点として有名なヘルンリヒュッテ(マッターホルン小屋)へ上る道もあります。上級者向きコースです。
我々は、下ってフーリ駅までハイキングをします。
 


■黒い湖「シュヴァルツゼー」湖畔の小さなチャペル

■ホテル・シュヴァルツゼー
ホテル・シュヴァルツゼーに向かって歩き、右にUターンすると美しい山上湖(シュヴァルツ湖)が見える。
 

■シュヴァルツ湖と小さなチャペル
14:52 小さなチャペル着
   

黒い湖(Schwarz See)という名前の通り深い色をたたえた静かな湖。湖畔にひっそりとたたずむ白いチャペルが印象的。マッターホルンは山に隠れて見えないが、湖からは、オーバーガーベルホルンやブライトホルンなど4,000m級の壮大な山々が見える。

シュヴァルツゼーにブライトホルンとクラインマッターホルンが映る。
 

後ろを振り向けば、オーバーガーベルホルン、ツィナールロートホルンが見える。

■マウンテンバイクで登って来た!!
道を進んでいくと、途中でマウンテンバイクで登って来るグループを見かけた。ツェルマットからマウンテンバイクで登って来る。たいしたものだ。
 


■マッターホルン北壁山麓を歩く

シュタッフェルアルプへ下る道を進む。しばらく歩いていくと、隠れていたマッターホルンの北壁が間近に見えてきます。
途中で三輪バイクの二人連れに写真を撮ってくれとと頼まれる。
車輪が大きなチューブの自転車なのでこれは楽にツェルマットに行ける。
   

■マッターホルン北壁を見る (15:10)
ツェルマットとは逆の方向に進みます。山麓の道がずーと続いている。

左:快晴ならばこのように見えます。 右:今回は北壁山麓のみ見える。
   

■前のグループが車道から外れて下に降って行った。
前のグループが車道から外れて下に降りて行ったので悩んだが、無難な車道に行った。後で地図を見たら、降りて行ったコースは「シュタッフェル・レストラン」に行く近いコースだった。 車道の方が時間はかかるが、「マッターホルン」は車道の方が見やすい。ツェルマットの方向と逆の方向を歩きます。

■右に大きく曲がるとその先に
しばらく歩くと右に大きく曲がりツェルマット方向に進みます。
下の方にロープウェイで先に乗ったマウンテンバイクの二人組みが休んでいた。
 

その二人組みの近くに行った時に花の写真を撮ろうとしたら、その二人組みが「エーデルワイス、エーデルワイス」をこちらを向いて言っている。 そこを向いたら何と「エーデルワイス」が咲いていた。 私は「オーワンダフル」、「ベーグット」と言って大感激。
簡単には見れないと思っていたので、思わず「ワンダフル」と言ってしまった。

長く休んでいるなあと思ったら我々を待っていたのだ。
「エーデルワイス」を見た感激と、待っていて教えてくれた事のへの2つの大感激でした。

■野生のエーデルワイスに出会う

■自生のエーデルワイスを見た (15:55)

マッターホルン北壁とエーデルワイス
 

   

■北壁山麓の滝と谷の湖

エーデルワイスの感激から急に坂を下って行く。 マッターホルン北壁の山麓に3っの滝が見えた。 しばらく歩くと左谷下に湖かダムが複数見えた。
 

   
 
左手に「ツムット氷河」が見えるはずだが、今回は曇りで見えなかった。

■シュタッフェル分岐点

16:04 分岐点の標識
ここの標識で少し迷った。「るるぶ」と少し違っていたか、見る場所を間違えたか?  分らなかったので、右に行ったらシュタッフェルのレストランが見えた。ホッ!!

レストランのカフェテラスに先ほどの二人組みが休んでいたので、フーリ行きはこちらでよいかと聞いて、「エーデルワイス」を教えてくれて有難うと言って別れた。

16:13 シュタッフェル・レストラン
   ここで休憩しても良い。
   


16:24 小さな村で放牧の牛と遊ぶ。
    民家みたいなカフェの看板も出ていた。
   

■ダム湖、素朴な町ツムゼー分岐点、フーリ到着

さらに谷を下っていくと左手にツムットのダムが見えてきます。
 

16:45 右手にダムが見えてきてトンネルをくぐる。
トンネルを抜けると左は橋を渡ってツェルマット、右はフーリ行き
左手に深い谷が見える。氷河に削られて形成された谷で迫力満点。
 

16:50 草原の村分岐点
左はツェルマット、右はフーリ行き
左手に行くと、小さな村が点々とありのどかで良さそうなコースだ!!
   


■フーリ駅到着

遠くにツェルマットの町、その後ろに今日の午前中に行った登山電車のトンネルが見える。
 

17:10 フーリ駅にやっと到着
たいした休みもせず、所要時間 2時間30分
    フーリ切符帰り 

17:37 ロープウェイ・ツェルマット駅到着 
    川に下る坂道でヒザが笑っていた。
 

■ハイキングコースの感想

このコースは「シュヴァルツ湖」から「フーリ」行きと、「ツェルマット」行きの2パターンあるが、今回は時間が無かったので「フーリ」行きにしました。

マウンテンバイクで登りも、下りもできるコースなので、広い道を歩いていれば迷うことはありません。ただ1ヶ所シュタッフェルの分岐点で悩んだが、右に行って「シュタッフェル・レストラン」に行きました。ここでコーヒーを飲んでトイレ休憩すると良い。
「フーリ」行きには右へ、右へと行けば大丈夫。

残念ながら曇っていたので「マッターホルン」をまともに見れなかったが、快晴ならとても素晴らしかっただろう。

「自生のエーデルワイス」を見たのは超サプライズ!!

■「シュヴァルツ湖」から「ツェルマット」行き
時間があったら是非、「ツェルマット」まで歩きましょう!!!

●バリエーション 1 ダム湖から左に行ってツムット、ツェルマットへ
ダム湖からトンネルをくぐると、すぐ先に標識があるので、左に行くとツムット方面へ。ダムの真下の橋を渡り、ツムットの集落に出たら、あとは、氷河から流れる美しい小川ツムットバッハに沿って、ツェルマットまで道なりに下っていきます。

●バリエーション 2 ツムゼー、ツェルマットへ
ダム湖からトンネルをくぐると、すぐ先に標識があるので、右に行くとフーリ方面へ。 しばらく歩くと標識があるので、左に行くと、素朴な家々が建ち並ぶツムゼーやブラッテンの集落をまわって下るコースも良い。

■時間がなかったらマウンテンバイク、三輪バイクで一気に「ツェルマット」まで
ハイキングの途中でマウンテンバイクや自動車のチューブぐらい大きい三輪の自転車バイクが走っていた。何だろうと思っていたら、帰りのロープウェイ「ツェルマット」駅にレンタルのマウンテンバイク、三輪バイクが置いてあった。これならば一気に「ツェルマット」まで行ける。 2〜3個所若干急な坂もあったがブレーキさえきけば問題ありません。
オフロードの好きな人にはお勧め!!

■夕食 

19:00 夕食
スイス名物:チーズフォンデュ
夕食なしの日だったが、添乗員の井上さんに頼んで、「チーズフォンデュ」を食べた。 スイスに来たのでこれは食べなくては。
複数のチーズを白ワインで煮て、パンを付けて食べる。白ワインがかなり強かったが美味しかった。
食べ方のマナーはむやみにかき混ぜない、鍋に長く入れない、かじったパンを再び入れない。
スペアリブやジャガイモも美味しく、値段も安かった。
   


●今日の一日

「マッターホルン」の朝焼けは期待していたが、残念ながら少し日が当たったのみだった。
登山電車から見た「マッターホルン」は少し見えただけだが、スキーに熱中していた頃の憧れの山だったので興奮した。 

コルナーグラート展望台も曇りで良く見えなかったが、たまに晴れた時の「モンテローザ」「グレンツ氷河」はすごい。快晴ならかなり絶景だろう。

「リッフェル湖の逆さマッターホルン」ハイキングは旅行に行く前は予定に書いていなかったので心配だったが、充分ハイキングできた。

自由行動の「シュヴァルツゼー〜フーリ」ハイキングは行けるか五分五分だったが、満喫できた。歩いた時間、午前1時間20分、午後2時間30分の計3時間50分フルに歩いたのでさすがにツェルマットの下り坂ではヒザに来ていた。

   
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7日目リッフェルベルク           8日目ジュネーブ

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